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整体院でもファクタリングは使える?仕組みと活用法を徹底解説

売掛金が増えてきて資金繰りが厳しい。でも、ファクタリングって整体院でも使えるの?

整体院の経営では、さまざまな場面で資金が必要になります。特に最近は、企業との契約が増えて売掛金が膨らむケースも多くなっているのではないでしょうか。

そんなとき、注目したいのが「ファクタリング」です。ファクタリングとは、売掛金を早めに現金化できる仕組みです。

この記事では、整体院でのファクタリングの活用方法から手続きの流れまで、分かりやすく解説します。

目次

整体院で使えるファクタリングとは

整体院のファクタリングには、主に2つの種類があります。企業との契約による売掛金(未回収のお金)を現金化するものと、保険診療の売掛金を現金化するものです。

企業との契約は、多くの場合、会社の福利厚生として整体院と契約を結び、従業員が利用する形です。企業からの支払いまでに2~3か月かかるため、その間の資金がどうしても必要になります。

保険診療からの入金は、保険組合から支払われるまでに2か月ほどかかります。ただし、こちらは法律で定められた規則があるため、お金を受け取る権利を担保として資金を借りる形になることが多いです。

ファクタリングを使えば、これらの売掛金を早めに現金化できます。申し込みから2~5日程度でお金を受け取れます。ただし、売掛金の全額ではなく、8割程度が目安です。

手数料はケースによってさまざまです。支払う会社の信用度はもちろん、金額の大きさ、契約の期間、ファクタリング会社の基準などで変わってきます。また、売掛金を一度にまとめて現金化するか、必要な分だけ現金化するかでも条件は変わります。

なお、患者さんから直接受け取る施術料は、その場でお支払いいただくためファクタリングの対象にはなりません。

整体院がファクタリングを使うメリット・デメリット

メリット

まずはメリットから見ていきましょう。

ファクタリングの一番のメリットは、売掛金を早く現金化できることです。通常2~3か月かかる入金が、最短2~5日で受け取れます。

また、銀行からの借入れとは違い、負債にはなりません。これは売掛金を売る形なので、借金として扱われないためです。そのため、将来の融資に影響することもありません。

さらに、審査も比較的簡単です。銀行のような厳しい財務審査はなく、売掛金の中身と支払い元の会社を確認する程度です。

デメリット

まず手数料がかかります。支払い元が大手企業の場合は3~8%程度、保険組合の場合は0.5~3%程度が目安です。たとえば、大手企業との契約で売掛金が100万円あるとき、3万円から8万円ほどの手数料がかかる計算になります。ただし、この手数料は取引の金額や期間、契約条件などで変わってきます。

また、売掛金の全額は現金化できません。一般的に8割程度が上限です。これは支払い元の会社の都合で金額が変わる可能性があるためです。たとえば100万円の売掛金なら、最大で80万円程度の現金化が限度となります。

さらに、契約期間が決められています。多くの場合、半年から1年程度の契約になり、その間は決められた取引条件が続きます。短期間だけの利用は難しいので、計画的な活用が必要です。

ファクタリングの手続きの流れ

ファクタリングの利用を考えるとき、まずはファクタリング会社への問い合わせから始まります。

このとき、整体院の場合は売掛金の種類によって手続きが変わってきます。法人契約の売掛金なのか、保険診療の売掛金なのかで、必要な書類や手続きの内容が異なるためです。

最初の相談では、以下の点について確認しておくとよいでしょう。

  • 売掛金の種類(法人契約か保険診療か)
  • おおよその取引金額
  • 支払いまでの期間
  • 必要な書類
  • 手続きの具体的な流れ

特に保険診療の売掛金は、法律で定められた規則があります。そのため、取り扱いができる会社が限られたり、独自の手続きが必要になったりします。

まずは気になる会社に問い合わせて、自院の状況に合わせた具体的な手順を確認するのがおすすめです。

【依頼する前にチェック】よくある質問

法人契約をしている整体院ですが、ファクタリングは利用できますか?

はい、企業との契約による売掛金であれば利用できます。

ファクタリング会社に具体的な契約内容を確認してもらうことをおすすめします。

売掛金の金額が少なくても大丈夫ですか?

ファクタリング会社によって最低取引金額が異なります。

まずは問い合わせて、自院の売掛金の金額で利用できるか確認してみましょう。

初めて利用する場合、審査は厳しいですか?

審査の中心は売掛金の内容確認です。銀行のような財務審査ではないため、比較的簡単です。ただし、必要書類をしっかり準備する必要があります。

売掛金の一部だけを現金化することはできますか?

ほとんどの会社で可能です。しかし、ファクタリング会社によって対応が異なります。

また、契約の内容によっても変わってきます。詳しい条件は各社に確認してみましょう。

まとめ

ファクタリングは、売掛金を早めに現金化できる仕組みです。整体院の場合、法人契約の売掛金や保険診療の売掛金が対象となります。

手数料はかかりますが、銀行からの借入れと違って負債にはなりません。また、審査も比較的簡単です。

利用を考えている場合は、ファクタリング会社に問い合わせて以下の点を確認してみてください:

  • 売掛金の内容(法人契約か保険診療か)
  • 必要書類の準備
  • 手続きの具体的な流れ
  • 契約期間と条件
  • 手数料の金額

事前の確認をしっかりと行えば、ファクタリングは資金繰りの改善に役立てていきましょう。

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