役員報酬を決める際に、当人にとって一番気になるのは、毎月の手取り額がいくらになるのかというところだと思います。
しかし、それを電卓で計算するのはかなり面倒くさい作業になります。ネットで簡易的に計算できるところもあるようですが少々使いにくいです。
1. 役員報酬から天引きされるもの
役員報酬(給与)の手取り額を計算する際に、天引きされるものには以下のものがあります。
・所得税
・住民税(特別徴収の場合)
・厚生年金保険料
・健康保険料
・介護保険料
2. 15秒で役員報酬の手取り額を計算できるエクセルシート
>>一番税金が安くなる役員報酬の額を計算できるエクセルシート
役員報酬の変更をお考えの方は、上記のエクセルシートとあわせてお使い頂くと便利です。
役員報酬手取り額の計算エクセルは、上記からダウンロードできます。(無料・メールアドレスの登録不要)
○使い方例(月額50万円、扶養家族0人の場合)
とても簡単です。エクセルファイルを開くと上記のような形でファイルが開かれます。
後は下記の通りに数字を選択、入力するだけです。
① 年齢を選択します。(選択)
② 役員報酬の月額を入力します。(手入力)
③ 役員報酬の額に該当するところを選択します。(選択)
④ 役員報酬の額に該当するところを選択します。(選択)
⑤ 扶養家族の人数を選択します。(選択)
⑤ 役員報酬の額に該当するところを選択します。(選択)
以上の5つのステップで、源泉所得税、住民税、社会保険料等が自動で計算され手取り額が算出されます。
※役員報酬が1,010,000円以上の場合は別途計算が必要となりますので、l源泉所得税の計算が手入力となってしまいます。
https://www.nta.go.jp/shiraberu/ippanjoho/pamph/gensen/zeigakuhyo2013/data/01.pdf
下記を参考に源泉所得税の額を計算して数字を入力して下さい。