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【2025年最新版】比較的作りやすい法人口座おすすめ銀行14選を徹底比較|審査に不安な方も安心!

比較的作りやすい法人口座おすすめ14選を徹底比較|審査に不安な方も安心!

法人口座を開設したいけど、作りやすい銀行はどこ?

事業をスタートしたばかりのあなたは、「どの銀行で法人口座を開設するのが、一番安心で作りやすいんだろう?」という疑問に直面しているかもしれません。

実は、法人口座の開設は、選ぶ銀行によってその審査の傾向やハードル、そして開設までのスピード、さらには日々の手数料や利便性が大きく異なります。

特に、「まだ実績が少ないから審査が心配…」「とにかく確実に、安心して口座を開設したい!」と考えている方にとって、比較的作りやすい銀行を選ぶことは非常に重要です。

この記事では、2025年最新の情報に基づき、審査に不安を抱える方でも比較的開設しやすい傾向にある、おすすめの法人口座を厳選して14選ご紹介します。 各銀行の特徴や、口座開設をスムーズに進めるためのポイントも徹底解説しますので、あなたのビジネスに最適な法人口座を見つけるために、ぜひ最後までお読みください。

おすすめの銀行をすぐに見たい人はこちら>>>

目次

法人口座を作りやすい銀行はどこ?

起業直後や小規模法人でも銀行口座を早期に開設したいニーズが高まっています。
近年はマネーロンダリング対策の強化により審査基準が厳格化し、メガバンクでは開設難易度が上昇しました。

一方、ネット銀行を中心に「書類が少ない」「オンライン完結」「維持費無料」といった作りやすさを追求する金融機関も増加しています。

「作りやすい=審査が甘い」わけではありません。実在性を示す資料提出が求められる点は変わらないため、対策準備が必須です。

法人口座の開設に必要な基本情報

書類発行・取得先有効期限の目安注意点
登記事項証明書法務局発行日から3か月目的欄に現行事業が記載されているか確認
定款自社保管最新版PDF提出時は改訂履歴を省略
印鑑証明書(代表者・法人)市区町村役場発行日から3か月代表者住所と登記情報の一致必須
本人確認書類代表者有効期限内カラー画像・両面提出
会社案内・HP自社随時更新事業内容と登記目的の整合性を担保

ポイント: バーチャルオフィス利用時は「賃貸契約書」「作業場所写真」を追加提出すると実在性を補強できます。

法人口座が作りやすい銀行の特徴とは?

審査が比較的ゆるやか(ネット銀行に多い)

実店舗コストが低いネット銀行は顧客拡大を優先する傾向があり、固定電話やオフィス写真で実在性を示せれば開設しやすいケースが目立ちます。

必要書類が少ない・オンライン完結

郵送不要でアップロードのみの銀行を選ぶと、申込から口座開設まで最短即日〜3営業日で完了する場合があります。

入出金手数料や維持費が安い

ネット銀行の多くは口座維持費ゼロ、振込手数料も業界最安水準です。資金繰りコストを抑えたいスタートアップに適しています。

スピード開設(最短即日〜数営業日)

オンライン審査システムが整備されている銀行では、必要書類に不備がなければ当日中に口座番号が発行されることもあります。

メモ: 上記4項目を比較表にまとめると、各銀行の強みが可視化され銀行選びが容易になります。

法人口座おすすめ銀行14選

法人口座開設できる銀行は様々ありますが、手数料や審査の難易度を考えずに安易に申込を行うと、口座開設まで時間がかかったり継続的に高額な手数料を支払うことになったりするため注意が必要です。

設立1年未満の方やできるだけ早く口座開設をしたい方には、ネット銀行での口座開設がおすすめネット銀行は審査が易しい上に、手数料も無料な銀行が多いことが特徴です。

主要銀行の法人口座開設早見表

スクロールできます
金融機関GMOあおぞらネット銀行住信SBIネット銀行楽天銀行PayPay
銀行
三菱UFJ
銀行
三井住友
銀行
みずほ銀行りそな銀行ゆうちょ
銀行
北洋銀行福岡銀行千葉銀行東京信用
金庫
大阪信用
金庫
維持費無料無料無料無料1,760円無料3,300円3,300円550円1,320円1,320円1,100円1,100円3,300円
振込
手数料
(同行宛)
無料無料無料55円110~330円110~440円490~660円330円100円330円55円〜0~330円0~330円110〜330円
振込
手数料
(他行宛)
 129~145円 130~145円150~229円160円484~660円495~660円110円605円165円550円220〜770円385~550円385〜660円380〜550円
ATM
手数料
月5回まで無料(以後110円)110円200〜275円0〜330円110~220円0~330円0~220円0~220円無料0〜330円0〜440円220円0〜330円0〜550円
口座開設
日数
最短即日最短翌営業日1週間程度最短3日1ヶ月程度1ヶ月程度1ヶ月程度2週間程度1ヶ月程度2週間程度1〜2週間程度2〜3週間程度2~3週間程度2〜3週間
Pay-easy
対応
海外送金××××××
アプリ×××
詳細・
申込
公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト

GMOあおぞらネット銀行【最短即日開設!手数料も最安水準】

GMOあおぞらネット銀行の特徴
  1. 最短即日で法人口座開設ができるのはGMOあおぞらネット銀行だけ
  2. 口座維持費が無料
  3. ATMが毎月5回まで手数料0で利用可能

GMOあおぞらネット銀行は、オンライン完結で即日口座開設が可能なネット銀行です。

その魅力はなんといっても「無料でできることが多い」です。メガバンクや地銀でよくある月額利用料や同行宛ての振込手数料は無料な上に、ATM手数料も月5回まで無料で利用が可能です。

また、2024年4月から社会保険料の口座振替にも対応が可能になりました。ネット銀行の中でも対応が可能になったのが最も早かったことから、今後もアップデートが期待できる銀行です。

GMOあおぞらネット銀行の特徴

GMOあおぞらネット銀行の基本情報

口座開設の手続き24時間365日オンラインで申込可能
web完結で面談や書類の送付なし
口座開設
スピード
最短即日
審査面談や電話不要
振込手数料同行宛:無料
他行宛:129~145円
※「振込料金とくとく会員(月額500円)」の場合129円
ATM手数料月5回無料
6回目以降は1回につき
110円
口座維持費無料
その他ペイジー
総合振込
定額自動振込
社会保険料振替

住信SBIネット銀行【セキュリティ機能が高いアプリで入出金】

住信SBIネット銀行の特徴
  1. 2ヶ月間は手数料が無料
  2. 口座維持費が無料
  3. アプリで簡単に入出金が可能

住信SBIネット銀行は、口座維持費が無料のネット銀行です。

最短翌日には口座解説でき、アプリで入出金の管理ができますセキュリティも強固で、ワンタイムパスワード・生体認証を使用した認証を行うため、安心して取引できます。

ただし、社会保険料納付については未対応であるため、こちらも利用したいという方はGMOあおぞらネット銀行の口座開設をおすすめします。

住信SBIネット銀行の基本情報

口座開設の手続き24時間365日オンラインで申込可能
運転免許証の提出ができれば書類郵送不要
口座開設
スピード
最短翌日
審査面談や電話不要
振込手数料同行宛:無料
他行宛:130~145円
※振り込み回数によって変化
ATM手数料1回につき110円
口座維持費無料
その他ペイジー
総合振込
定額自動振込

楽天銀行【最大20口座の口座開設可能】

楽天銀行の特徴
  1. 口座維持費が無料
  2. アプリで簡単に入出金が可能

楽天銀行は、口座維持費が無料のネット銀行です。

個人口座でも楽天銀行を使用している人の割合が多いことから、使用感が似ているアプリで管理したいと考える方にとっては最適でしょう。また、最大20口座開設できることから部署ごとに分けて資金管理したい場合にはおすすめです。

ただし、必要書類の郵送が必要であったり、電話での通話が必要になってきたりと少々手間がかかる点は欠点です。また、ペイジーの対応はしていますが、国税や社会保険料の納付には使用できないため注意が必要です。

楽天銀行の基本情報

口座開設の手続き24時間365日オンラインで申込可能
必要書類の郵送必要
口座開設
スピード
1週間程度
審査固定電話への架電必須
振込手数料同行宛:
52円
他行宛:
150円 (3万円未満)
229円 (3万円以上)
ATM手数料220〜275円
口座維持費無料
その他ペイジー(国税・社保未対応)
総合振込
定額自動振込

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PayPay銀行【必要書類が少ない】

PayPay銀行の特徴
  1. スマホ1つで口座開設可能
  2. 口座開設していると融資で優遇あり
  3. 海外送金にも手数料0円で対応

PayPay銀行は、スマホ1台で画像を送付するだけで口座開設が可能なネット銀行です。

最短3日で口座開設でき、捺印なども不要なため書類の郵送も必要ありません。

ただし、主たる事務所の建物賃貸借契約書が必要で、バーチャルオフィスは不可となっています。実態のある事務所を所有している方以外の場合はこちら以外の開設をおすすめします。

PayPay銀行の基本情報

口座開設の手続き24時間365日オンラインで申込可能
必要書類の郵送不要
口座開設
スピード
最短3日
審査面談・電話不要
振込手数料同行宛:
55円
他行宛:
160円
ATM手数料3万円未満の場合は1回につき165~330円
3万円以上の場合は1回のみ無料
口座維持費無料
その他ペイジー
総合振込
定額自動振込

三菱UFJ銀行【業界レポートやWEBセミナーなど手厚いサービス】

三菱UFJ銀行は、受付や事業者との面談をWeb上で対応する仕組みがあるため、銀行窓口に足を運ぶ時間が取れない事業者でも法人口座を開設しやすくなっています。

また、法人向けインターネットバンキング「BizSTATION」を利用すれば、入出金履歴の確認や取引認証をオンラインで完結できる利便性もあります。

ただし、三菱UFJ銀行の法人口座は維持費や振込手数料が比較的高いため、経費を抑えたい経営者にはあまり向いていません。コストを重視する場合は、GMOあおぞらネット銀行やPayPay銀行など、維持費や振込手数料が低いネット銀行を検討するとよいでしょう。

三菱UFJ銀行の基本情報

口座開設の手続き24時間365日オンラインで申込可能
必要書類のオンライン提出できるが面談が必要
口座開設
スピード
1ヶ月程度
審査面談必須
振込手数料同行宛:110〜330円
他行宛:484〜660円
ATM手数料110〜220円
口座維持費1,760円
その他ペイジー
総合振込
定額自動振込
社保口座振替
給与振込

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三井住友銀行【初期費用と月額費0で海外送金可能】

三井住友銀行では初期費用や月額利用料無料で海外送金が可能なため、海外展開を行う企業にとっては便利な選択肢です。

また、アメリカやアジアなど海外にも支店を拡大し、国内外の資金移動を低コストで行える仕組みを整えているため、振込手数料の削減にもつながります。

三井住友銀行の基本情報

口座開設の手続き書類はWEB提出OK
店頭での面談・電話確認が必要
口座開設
スピード
1ヶ月程度
審査面談・電話必要
振込手数料同行宛:110〜440円
他行宛:495〜660円
ATM手数料0〜330円
口座維持費無料
その他ペイジー
総合振込
定額自動振込
社保口座振替
給与振込

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みずほ銀行【デビットカードが無料で利用可能】

みずほ銀行で法人口座を開設すると、「みずほビジネスデビット」を無料で利用できるため、経費精算の手間を削減できます。

みずほビジネスデビットは、みずほ銀行が提供する法人向けデビットカードで、発行と同時に法人口座と連携されるため、すぐにキャッシュレス決済を利用可能。さらに、入出金明細を通じて経費の利用履歴を簡単に確認できます。

また、公式サイトの法人口座開設ネット受付を利用すれば、登記事項証明書や印鑑証明書の提出が原則不要になるのもメリットの一つです。

さらに、みずほ銀行の担当者とのWeb面談を通じて審査を進められるため、紙の書類を準備したり、銀行窓口へ出向いたりすることなく、スムーズに法人口座を開設できます。

他にも、会員限定でお得に利用できる福利厚生などのサービスも利用可能です。

みずほ銀行の基本情報

口座開設の手続き来店不要
書類送付必要
面談必要
口座開設
スピード
1ヶ月程度
審査面談
振込手数料同行宛:0〜440円
他行宛:
3万円未満:490円
3万円以上:660円
ATM手数料0〜220円
口座維持費3,300円
その他ペイジー
総合振込
社保口座振替
給与振込

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りそな銀行【ネットバンキングとデビットカードが初年度無料】

りそな銀行では、法人向けインターネットサービス「りそなビジネスダイレクト」の利用手数料が1年間無料となるため、コストを抑えて法人口座を活用できます。

また、設立間もない企業でも法人向けインターネットサービスや法人カードを利用しやすく、法人口座の機能を最大限に活用できるのが大きなメリットです。

さらに、法人口座を開設すると、りそな銀行が提供する特定の金融サービスにおいて、利用手数料や年会費が1年間無料となる特典があります。

りそな銀行の基本情報

口座開設の手続き来店不要
書類送付必要
面談必要
口座開設
スピード
2週間程度
審査原則面談なし
振込手数料同行宛:330円
他行宛:605円
ATM手数料0〜220円
口座維持費3,300円
その他ペイジー
総合振込
社保口座振替
給与振込

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ゆうちょ銀行【全国に店舗がある】

ゆうちょ銀行は全国に232支店を展開しており、メガバンクと同等の店舗網を持っているのも強みです。

法人口座は基本的に本店所在地の近くにある金融機関で開設する必要があるため、会社の近くにゆうちょ銀行がある場合は、口座開設を検討してみるとよいでしょう。

また、法人口座開設を行うためには履歴事項全部証明書(原本)の他にも貸借対照表や印鑑証明、本人確認書類などかなりの数の書面を準備して、不足なく店頭で申請する必要があることから事前準備も含めて少々負担が大きい印象です

ゆうちょ銀行の基本情報

口座開設の手続き来店必須
書面郵送不可
口座開設
スピード
1ヶ月程度
審査面談は原則なし
振込手数料同行宛:110円
他行宛:165円
ATM手数料無料
口座維持費550円
その他ペイジー
総合振込
社保口座振替
給与振込

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北洋銀行【ビジネス支援が手厚い】

北洋銀行は地域密着型の金融サービスを提供しているのが強みです。主に北海道を主軸に運営していますが、その他の地域の方も開設は可能です。

北洋銀行では振込手数料が比較的安く設定されており、コストを抑えたい企業にも適しています。また、業務効率化や資金繰りについての相談にも乗ってくれる点は魅力です。

一方で、口座開設はオンラインでの申し込みができず、まずは公式サイトから問い合わせを行う必要があります。そのため、口座開設を急いでいる方にとっては不向きです。ネット銀行の検討をした方が良いでしょう。

北洋銀行の基本情報

口座開設の手続き公式サイトに記載なし
口座開設
スピード
1ヶ月程度
審査面談必要
振込手数料同行宛:330円
他行宛:550円
ATM手数料無料
口座維持費1,320円
その他ペイジー
総合振込
社保口座振替
給与振込
ネットバンキング使用可

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福岡銀行【口座開設までの期間が比較的短い】

福岡銀行はオンラインでの申し込みが可能で、書類提出もWEBでできるため、他の地方銀行よりも手間が少ないことが特徴です。

また、口座開設までにかかる時間も1〜2週間と通常1ヶ月程度かかる銀行の審査期間よりも短い期間で開設が可能ですので、早めに開設したい方にはオススメです。

他にも、口座開設後には「BIZSHIP」という経営サポートソフトを使用することができ、経営診断やデジタル通帳を使用することができる点も魅力です。

福岡銀行の基本情報

口座開設の手続きWEB面談必要
書類はWEB提出でOK
口座開設
スピード
1〜2週間程度
審査面談必要
振込手数料同行宛:0〜110円
他行宛:330〜550円
ATM手数料0〜220円
口座維持費1,320円
その他ペイジー
総合振込
社保口座振替
給与振込

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千葉銀行【経営サポートが充実】

千葉銀行は全国の口座開設数が全国トップ3に入る銀行で、売り上げ規模や預金残高も多額なことから信頼性が高いです。

必ず店舗で手続きを行う必要があるため、関東で事業をされている方におすすめです。(千葉以外:東京都内にも北千住・錦糸町・深川・秋葉原・新宿・品川・三越前といった主要エリアに支店あり)

また、M&Aや経営に関する相談窓口もあります。口座開設後も長期的に支援が期待できる銀行と言えるでしょう。

千葉銀行の基本情報

口座開設の手続き来店しての手続きが必要
書類郵送不可
口座開設
スピード
2〜3週間程度
審査面談の有無について記載なし
振込手数料同行宛:0〜330円
他行宛:385〜550円
ATM手数料220円
口座維持費2,200円
その他ペイジー
総合振込
社保口座振替
給与振込

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東京信用金庫【中小企業の支援に力を入れている】

東京信用金庫は東京都を中心に展開しており、地域の中小企業の支援に力を入れています。事業に関する相談や資金調達のアドバイスを受けやすい点がメリットです。東京都以外に拠点がある場合にも申し込みは可能です。

メガバンクや一部の地銀に比べて、信用金庫は中小企業やスタートアップ向けの支援を重視しているため、事業計画書や代表者の信用状況がしっかりしていれば、比較的口座開設の審査が通りやすい傾向があります。

口座維持費についてもメガバンクに比べると安い特徴があります。

東京信用金庫の基本情報

口座開設の手続き来店しての手続きが必要
書類郵送不可
口座開設
スピード
2〜3週間程度
審査面談の有無について記載なし
振込手数料同行宛:0〜330円
他行宛:385〜550円
ATM手数料0〜330円
口座維持費1,100円
その他ペイジー
総合振込
給与振込

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大阪信用金庫【中小企業の支援に力を入れている】

大阪信用金庫も、東京信用金庫と同様に地域密着型の銀行であるため、地元の経済に特化したサポートを受けられることが特徴です。

法人向けのデジタルサービス「ケイエール」は法人口座開設した方が利用できるソフトで、電子請求書の発行や経営相談窓口の申請など様々なサービスを受けることが可能です。

ただし、一般的に信用金庫は地域金融機関であることから、営業エリア外の企業は口座開設が難しいことが多いです。
大阪信用金庫の場合、主に大阪府内の企業向けであるため、他府県の事業者は利用しづらい可能性があります。

大阪信用金庫の基本情報

口座開設の手続き来店しての手続きが必要
書類郵送不可
口座開設
スピード
2〜3週間程度
審査面談の有無について記載なし
振込手数料同行宛:110〜330円
他行宛:380〜550円
ATM手数料0〜550円
口座維持費3,300円
その他ペイジー
総合振込
給与振込

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銀行選びで見るべき5つのポイント

1. 審査の通りやすさ

バーチャルオフィス利用可否、設立年月のハードルを要確認。

2. 維持費・手数料の安さ

月額利用料と他行振込手数料を年間コストで試算すると差が明確です。

3. 使いやすいネットバンキング

UI、スマホアプリ、振込限度額設定の柔軟性が日常業務の効率を左右します。

4. 他サービスとの連携(会計ソフト等)

freee・マネーフォワードとのAPI連携があれば仕訳自動化が可能です。

5. 対応スピードとサポート体制

チャット・電話・店舗相談など、自社のサポートニーズに合致するか確認します。

注意点: 手数料が安くてもサポートがチャットのみの場合、トラブル対応に時間を要するリスクがあります。

審査に通過するためのポイント

法人口座開設の審査に通過するポイント

法人口座は申し込んだからと言って、必ず審査に通過するわけではありません。ただし、受かりやすくするためのコツは存在します。ここでは、審査に通過しやすくするためのポイントを5つ厳選してお伝えします

資本金は100万円以上にしておく

資本金が100万円以上の企業は、安定した経営が可能と見なされ、法人口座開設の審査に通過しやすくなります。

資本金100万円以上で設立した企業は、法人口座の開設がしやすくなるだけでなく、ビジネスローンの審査においても返済能力が高いと見なされ、融資を前向きに検討されやすくなります。

事業内容を増やしすぎない

法人口座開設の審査を通過したい場合、事業内容を5つ程度に絞って金融機関に申請することが重要です。

金融機関は、法人口座の不正利用を防ぐため、事業内容が多すぎて実態が不明確な企業を審査で落とす傾向にあります。逆に、事業内容が絞られていれば、金融機関はその企業に一貫性があり、信頼できると判断し、口座開設がしやすくなります。

法人口座開設の審査では、以下の項目が特に重視されます。

  • 他社と実際に取引した履歴があるか
  • 事業内容が明確かどうか
  • 企業の本店所在地が実在する場所か
  • 固定電話の設置の有無
  • 公式サイトに事業内容が掲載されているか
  • 資本金が100万円以上か

書類を事前に揃えておく

引用:GMOあおぞらネット銀行より

法人口座を開設するためには、複数の書類を準備する必要があります。

提出書類の例:

  • 法人口座開設申込書(各銀行の指定フォーマット)
  • 代表者の身分証明書
  • 許認可証(該当する場合)
  • 会社登記簿
  • 印鑑証明書
  • 実質的支配者を確認できる書類(株主名簿や定款など)
  • 事業計画書
  • オフィスの賃貸契約書(バーチャルオフィス契約書も可)
  • 公共料金の支払い領収書
  • その他事業内容を証明する書類(会社パンフレット、契約書、納品書、発注書など)

よくある審査落ちの原因としては、「登記簿の代表者情報」と「身分証明書の代表者情報」が一致しなかったり、受付できない書類として各銀行が定めている書類を提出してしまったりする場合が考えられます。

書類間に記載の違いや誤りがないかを確認してから提出することで、審査に通る確率を大幅に上げることができるため、必ず確認を行いましょう。

バーチャルオフィスを避ける

法人口座開設の審査に通過するためには、企業の本店所在地をバーチャルオフィスではなく、賃貸オフィスに登録する方が効果的です。

バーチャルオフィスは住所や電話番号だけを提供するサービスであり、実際のオフィスが存在しないため、審査担当者が訪問した際に「実態がない」と判断されるリスクがあります

そのため、法人口座をスムーズに開設するためには、賃貸オフィスを借りて本店所在地として登録しておくことが望ましいです。

もしすでにバーチャルオフィスを利用している場合でも、IP電話の番号を取得しておくと、審査が通りやすくなります

IP電話番号の取得について

スマホの利用初期費用月額料金
IP電話0円980円
固定電話36,800円2,640円

※参考:NTT西日本

IP電話は、インターネット回線を使用して通話する電話サービスで、契約すると050から始まる11桁の番号が提供されるものです。

金融機関によっては、携帯電話番号では法人口座開設が認められない場合もあるため、審査を通過する可能性を高めるためにIP電話の番号を取得しておくと有利です。

さらに、IP電話は固定電話とは異なり、インターネット回線を利用するため、通常の電話料金よりもコストを抑えることができるという利点もあります。

企業の公式サイトを作成する

金融機関に事業の実態を示すためには、企業の公式ウェブサイトを作成しておくと、法人口座開設の審査で有利になります

公式サイトに会社概要や事業内容を公開している企業は、実際に事業を運営していると見なされるため、審査を通過しやすくなります。

法人口座開設時に確認される公式サイトに記載すべき項目は以下の通りですので、参考にしてください。

  • 会社名
  • 代表取締役
  • 企業の電話番号
  • 企業専用のメールアドレス
  • 本店所在地
  • 資本金
  • 事業内容

よくある質問(FAQ)

Q1. バーチャルオフィスで法人口座は作れる?

銀行により対応が分かれます。ネット銀行の一部は可と明言していますが、事業実態確認資料の追加提出が必須です。固定デスク契約や専用電話番号を保有していると審査が通りやすくなります。

Q2. 創業直後でも通りやすい銀行は?

オンライン審査を重視するネット銀行と、地域貢献を評価する信用金庫が比較的通過しやすい傾向です。資本金や売上実績よりも事業計画の明確さが重視されます。

Q3. 口座維持手数料は無料のところはある?

ネット銀行の多くは無料です。ただしATM手数料・振込手数料が別途発生するため、年間利用額での総コスト比較が必要です。

まとめ:自社に合った“作りやすい”銀行を選ぼう

  • 審査通過の鍵は実在性・事業継続性・書類整合性の3点
  • ネット銀行はオンライン完結で維持費無料、信用金庫は地域密着で相談しやすい
  • 申込前のチェックリスト活用で書類不備を防止し一発合格を目指す
  • 口座開設後は振込手数料・API連携機能を活用し資金管理を効率化する
目次